独断と偏見の戯言

アクセスカウンタ

zoom RSS 金融安定化政策と今後の世界経済

<<   作成日時 : 2008/09/20 21:21   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

今週火曜日に指摘していたら、AIG救済に加えて、金曜日には総合金融安定化政策(1.公的資金を使った不良資産の買取機関創設 2.貯蓄性の高い投資信託MMF保護に政府基金最大500億ドル(約5兆4000億円)投入 3.金融機関株式の空売り全面禁止)まで発表。ギリギリのところで国際金融システム崩壊を避けられたという感じでしょうか。まだまだ米国での金融のガタガタは続くでしょうが、いずれ米国よりもサブプライム関連残高が大きいと言われている欧州に飛び火するでしょう。EUは今までの景気拡大局面では他地域に比べて良い事が強調されて来た感がありますが、加盟国ごとに経済環境が違う中で、EURO採用国はひとつの金融政策しか取れない難しさ、更にはEU加盟の条件として各国政府の債務に一定のタガが嵌められている中、米国や日本の様に自国だけで財政支出を決められないということが加わるので、モタモタしていると90年代の欧州通貨危機と同様に市場からの攻撃を受けるでしょう。

米国発金融不安が各国株式市場にモロに影響を与えています(一昨日くらいからは、異常とも言える戻し幅になっていますが)。特に日本、中国、インド、ロシアなどの米国経済繁栄と原料価格高騰の恩恵を受けてきた国の株式下落幅が、当の米国や欧州よりも大きい。昔は「米国がクシャミすると日本が風邪を引く」と言われていましたが、今でも通用するんですね。ある評論家によると、90年代のバブル崩壊・金融危機を通じて日本のGDPが殆ど下がらなかったのは、自民党の古い体質のバラ撒き政策が結果的に実態経済を下支えしたからだと。バランスシート不況の時には、いくら金利をゼロにしても民間が金融機関からお金を借りないから、国が民間に変わってお金を投入しないと経済は回らず、GDPはシュリンクしてしまう。その評論家は、減税よりも100%市場にお金が行き渡る公共投資の方が良い、後で使われない道路や建物への公共投資でもマクロ経済から見たらやらないよりやった方が良い(勿論、質が良ければ尚良い)、と言っています。今後、各国は財政支出増を避けられませんが、日本でも(選挙向けの人気政策でも良いから)財政支出をしてGDPを下げない努力が必要でしょう。どこかの首相候補の様にプライマリーバランス達成の為の増税など「アホなこと」は、今の段階では口にすることすら絶対止めて欲しい。更には、当面人口が減少し経済成長シナリオが描き辛い日本だからこそ、弱りきった欧米金融機関や欧米企業を積極的に買収する等して助けるべきではないでしょうか?日本が、他の先進国に恩を売りつつ、ある程度の経済成長も描ける最後のチャンスだと思います。

今日、久しぶりに休日の銀座・六本木を通りましたが、人がいっぱいで世界的不況なんてどこ吹く風でした。不況によって消費が全くなくなる訳はないのだから、ボクたち零細企業は、世界経済減速など気にせず、目の前のお客さんをしっかり捕まえることを考えていれば良いのかも知れませんねぇ。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
金融安定化政策と今後の世界経済 独断と偏見の戯言/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる